急性症状への、レメディーの選び方

急性症状というのは、風邪や嘔吐、下痢などのように

症状が短期間に変わっていく不調のことを指します。

 

これに対して、同じ症状がずーっと続いているのが慢性症状。

2週間以上同じ状態が続いていたら、慢性症状と考えます。

 

急性症状は、セルフケアで対応可能ですが

慢性症状は、状態を深くみていった方がいいので、

診れる人にお願いした方が早いです。

 

急性症状は、放っておいても治りますが

慢性症状は変わりません。

 

レメディーを摂る、という行為は

身体が不調になってから良くなるまでの期間を、ググーッと縮める行為です。

つまり、罹りきらせるのです。

 

 

レメディーを摂って不調が和らいだなと感じるのは、

実は自分でも気づかないほど短時間の間に

不調のピークを経験し、それを過ぎたからです。

 

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今から風邪をひきやすくなってきますね。

 

あれれ?と思った時に対処するのが、

早く調子を取り戻すコツです。

 

自分の調子を観察するクセがついてくると

実にちょっとした変化にも気付くようになってきますよ。

例えば、喉がイガイガする以前の、なんか微妙にひっかかる感じ、とか。

気になる、というのも結構大切なサインです。

 

 

さて。

 

ゾクッと来たら、アコナイト。

なんてホメオパシーセルフケアでは、よく言われますが。

 


ゾクッで始まらない風邪もあります。

なんか、ノドがイガイガするなあ~、とか。

そんな時は、ファーランフォスというレメディーの方が、合う場合が多いです。

 

急性症状では、状態が短時間に変化していきますので

症状の変化に応じて、レメディーを変えていきます。

熱が上がったとき。

熱が治まり、咳がひどくなったとき、など・・・。

 

変えていきますよ。

見極め、変えるタイミングについては、また今度。

 

*その時の状態に合うレメディーを選べたか?

*回復力はあるか?

 

などで、治り方には違いが出ます。

回復力を高めるには、休むこと、こころがほぐれていること、なども必要です。

これらが揃うと、え?と思うほど早くよくなります。