アサーティブ コミュニケーション

この記事を書いていて思い出したのが、

アサーティブ コミュニケーションのこと。

 

 

 

アサーティブとは他人も自分も尊重しながら、

素直に思っていることを話す姿勢のことです。

それを使ったコミュニケーション、ですね。

 

社員研修に取り入れている会社などもあります。

 

思っていることを言えずに溜め込み、ついに爆発してしまう。

思っていることを言えずに、つい嫌みや皮肉を言ってしまう。

思っていることを言えずに、心身を壊してしまう。

 

・・・など、身に覚えのある方、身近にそういう人を知っている方は多いと思い

ます。

 

私たちはよちよち歩きをする頃からいい年をした大人になるまで、

コミュニケーション問題と格闘しているといってもいいぐらい、

気持ちの伝え方は大きな問題ですよね。

アサーティブコミュニケーションは、

自分が思っていることを「うまく」伝える技術のことです。

 

「あなたはそのように考えるのですね。でも私はその点は違っていて、

このように考えるのです。」といったように。

 

相手の人格を否定するのではなく、自分の人格も否定されることなく、

ただ考え方の相違点を明確にする。

そうすると、冷静になれ、建設的になれます。

 

数年前にこの考え方を知り、すごくいいなあと思って取り入れています。

思いがけない言葉を投げかけられたら素直に

「いま思いもよらない事を言われてびっくりしています。

すぐには答えが出せないので、少し考えてもいいですか?」

と言えれば、相手にも状況が攻撃的にならずに伝わるし、

問題が良い方向へ動いていきます。

 

このやり方を知らないがために愚痴や堂々巡りの思考でどれだけの時間を

費やしていることでしょう。私は昔そうでした。

学校教育にも取り入れられるといいなと思います。

 

興味を持たれた方は「アサーション」「アサーティブ」などで調べてみられて

ください。

その道の素晴らしい方々がいらっしゃいます。本もたくさんあります。