大人こそ、絵本を読んでもらおう

 

「絵本を読もう」じゃないですよ。
「読んでもらおう」、ですよ。

偶然、読んでいただく機会があったのです。
聞く人は大人ばかり。
子供の付き添いで聞いているのとは、訳が違います。
私達のために、ページをめくって
おはなしをしてもらう…

うちには小さい人が居るので、
絵本を読むことは結構あるのです。
だから、その時間が童心に帰る
楽しい時間だということは、知っていました。

でも
気付いてなかったんですね。

読んでもらう人は、
それを贈り物を受けとるような気分で聞く、という事を。
そういう、日常とはちょっと違う世界をプレゼントされるわけです。
読んでくれる人の愛情をひしひしと感じるのですよ。

読んでくださった方も、そんなすごい思い入れをして
私達に読んだわけではないのです。なのに…

子供になって聞いていました。
不覚にも、泣きそうになりました。
自分が、大人になって長いからでしょうね。

これは、お勧めです。
誰かに絵本を読んでもらう。
チャンスがあれば、ぜひ。