食事中に出来る殺菌!

 

嘔吐下痢などの感染症が流行ってくる時季ですね。

 

うがい、手洗いも大切ですが、食事の時にちょっと気を付けるだけでいい事があります。

 

一つは、よく噛むこと。

それからもう一つは、食事中はスープ以外に飲み物を摂らないということ。


身体には、細菌やウィルスなどの侵入を阻止するため、

所々に関門があります。

よく噛むことは消化も助けますが、殺菌力のある唾液を充分出すことにもなります。

 

そのかみ砕かれた食べ物は、胃にたまりますね。

胃液の成分には胃酸というものが入っていて、これがまた、非常に殺菌作用があります。

 

ところが飲み物をがぶがぶと胃に入れてしまうと、その殺菌効果の高い胃液が、薄まってしまうのです。


スープは、身体をほぐしてくれるので出来ればあった方がいいですが、それ以上の水分は、食事中は必要ないです。

飲みたい場合は、食事が終わってから飲むといいですよ。


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「いただきます」と言ったら、まずひとくちスープを口に含みます。

そうすることで身体が、「お、今から食べ物が入ってくるんだな~」と準備を始めます。

胃液もよく出ます。

 

身体によい菌を飼っておくことも大切。

よい菌がちゃんと働けば、多少困った菌が居ても、悪さ出来ないからです。

その為に、よい菌がたくさん入っている発酵食品(生きた醤油、味噌など)を摂るのはオススメです。


私はお酒を呑むのも好きなので、汁もの以外に水分を摂ることもあります。

でもちょっと今日は胃に耐性がないかも・・・と感じる時はごはんの前に冷たいビールをがぶがぶ飲むことはしないです。


一日○○mlの水は飲むようにしている、という方もけっこういらっしゃいますね。

水分の摂り方は、基本的に身体の声に従う方がいいと思います。

自分の身体は欲していないのに無理して水を摂り続けると、腎臓が疲れてしまいます。

ちなみに、カフェインの入ったものは利尿作用があるので、結果脱水をしていることになります。

だから、カフェインの入った飲み物は水分と考えない方がいいです。


身体がちゃんと働けば、悪さをする菌やウィルスに勝ってくれますから、大丈夫ですよ。