解決法は、一つではない

↑これは、どんな事にも言えますが・・・。

ホメオパシーセルフケアで、レメディーを選ぶ時にも言えますよ。

 

キットに入っているレメディーの特徴は、それぞれ違います。

基本は、「今その特徴になっているな・・」という時に選んで摂ります。

例えば、鼻水がポタポタ流れ出る時と、

粘着質で重たい感じの時とでは、選ぶレメディーが違います。

 

慢性的なお困りごとの時は、広く深くその方の特徴を把握していき

その人にとても近い特徴を持つレメディーを絞り込んで探します。

 

でも突発的に起こる急性症状の場合、

じっくり考えるとこの方にはあまり合ってないなというレメディーでも、

作用する場合があります。

 

なぜかというと、

日常で一時的にそんな状態になる時って、あるからです。

 

例えばものすごく忙しい状態とか、

仕事柄ものすごく几帳面にならざるを得ない状態、とか。

 

夏場に外と建物の中を行き来して、暑かったり寒かったりを繰り返す、とか。

太陽に照らされ過ぎて熱中症になる、とか。

 

外にずーっと出られなくてストレスがたまる、とか

秋になったら、なんだか淋しくなった・・とか。

 

キットに入っているレメディーに似た状態になることって、あるんです。

ただ、深くはないですけどね。

 

だから、30Cという深さは、日常の不調にちょうどいいのです。

しっかり合わなかったとしても、影響を受ける期間は短い。

 

 

軽く似ているから、軽く合う。

そしてちょっと良くなる。

こういうことも、起こります。

 

狙いは定めて摂るけど、かするだけだったとしても

いいじゃないですか。

 

それを、記録しておけば、次の参考になるから。

そうやってどんどん、選び方がうまくなるから。

 

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今からお話しすることは、今日の本題です。

こんな事がありました。

 

結膜炎を患ったクライアントさん。

大量の目ヤニ、まぶたの腫れ、白目の充血。

 

目が「イー!」ってなる状態に、ユーファラシアというレメディーがあります。

花粉症、風邪など、原因は違っても、目にひどく疾患があるような時によく合います。

 

この方はレメディーキットをお持ちでしたので、

いまの状態だとユーファラシアが一番いいだろうなと思いました。

しかし、なぜかユーファラシアが行方不明。 無かったのですね。

 

残念。もう出来ることはない・・わけではないのです!


炎症という状態に作用するレメディーはいくつかあります。

その中でも、今回の状態はひどく腫れている、ということでしたので

ここに注目してエイピスという別のレメディーをご提案しました。

 

翌朝、腫れや目ヤニ、ゴロゴロ感など、不快な症状が8割なくなった、

とのご報告をいただきました。

(セルフケアのアドバイスは、勉強会に参加されている方のみへ致しております)

 

一番合いそうでなくても、とりあえず症状を和らげるということは、

できる時があります。 あきらめないでトライしてみましょう!