ホメオパシーとは?

レメディーというもので私たちの気を刺激して、調子を整える自然療法です。

 

私たちは、誰もが病気を克服する力を持っています。

その力、エネルギーや生命力と言い換えることもできますが、これはストレスなどで、時々うまく働かなくなることがありますね。

そんな時に、レメディー(ホメオパシーで使うお薬のようなもの)を摂ると、私たちの生命力は刺激されてバランスが戻っていきます。ホメオパシーは、私たちの生命力に働きかける療法です。

 

アロマや漢方薬は、植物などの原物質の力を借りますが、ホメオパシーのレメディーは、その物のよりエネルギー化した力を借ります。

「気力が無いなあ・・」という状態には、「気」の領域に働きかけた方が適切な対処です。

 

レメディーはあらゆる物質(植物・鉱物・動物など)から作られ、3,000種類以上あります。

そしてホメオパシーは「ひとつの症状・病気」のみを診て治すのではなく、その方全体を診る療法です。

その方は、心身の状態を「その症状で表現している」と考えるからです。

(例えば、職場が変わってから偏頭痛が頻繁に起きるようになった、など)

 

だから、そういう症状を出すような「その方に似た」レメディーを探します。

 なぜ「似た」レメディーを探すのでしょうか?

それは、似た刺激を受けることで、より良い方向へ行くという性質を、私たちは持っているからです。

悲しい事があった時には、その逆の楽しくなるようなものに触れるやり方もありますが、より悲しい気持ちで後押しをするやり方もあります。泣くことを我慢するよりも、何かにつられて泣いたり、誰かに話すことで気持ちに整理がつく。

そんな経験はありませんか?

 

身体症状についても同じことが言えます。

例えば、頭が痛い時には頭を「痛くさせる」物質を摂ることで、身体に「これはいけない、この痛みを治さなくては!」と奮起させ、自己治癒力を発動させます。

 

 

いつ頃できた療法か?

この法則を発見し、ホメオパシーを一つの医療体系として確立させたのはサミュエル・ハーネマンというドイツ人の医師です。今から約200年前のことです。

 


高度に体系化したのはハーネマンですが、この考え方は実は古くから存在していました。記録に残るものでは、紀元前に遡ります。

「病気を治すには、二つの方法がある。ひとつは、それと逆のものを与えること。もうひとつは、それと同じものを与えること。」

 

逆のもので対処する方法がいま私たちが病院などで行っている治療法です。

それとは違う、病に対する考え方があります。それがホメオパシーです。

 

 

世界各地では日本での「漢方」のように、浸透しており、セルフケアで使う人々や、専門的にホメオパスにかかりながら健康に過ごしている人々がいます。

特にヨーロッパ・インド・南米など。薬局でレメディーは普通に買えますし、ホメオパシー診療に保険が適用される国もあります。


 

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