どのような時にホメオパシーを使うのか?

急性症状と慢性症状に

私たちは常に移り変わる環境の中に居て、その影響を受けながら自身も変化し続けています。

 

ホメオパシーはそんな私達が経験する様々な「困った・・」に対応します。

発熱・怪我といった、突然起こる不調から、長い間抱えている慢性的な不調まで。

身体のトラブルだけでなく、悲しみや恐怖・怒りといった感情にも対応できるのが特徴です。

緊張から血圧が上がる、下痢をする。あの人の一言から胃が痛くなった、頭痛が始まった。

・・など、心と身体が連動していることは、よくありますね。

 

急性症状は、放っておいてもいつかは治る症状の事です。

ホメオパシーのレメディーを摂ると、生命力が引き上げられて治癒が促進されるので、例えば通常は3日かかるものが1日で落ち着いたりします。

これらは、主要なレメディー30~40種類からの選択で対応が可能で、勉強すればセルフケアとして使えます。

 

しかし慢性的な症状については、その方の特徴、症状の深さ、病歴や生活環境など、様々な要素を考慮してレメディーを選ばなければうまくいきません。

治ってもまた出てくる症状は、慢性症状です。 

慢性症状は少し長いスパンで取り組む必要があり、セルフケアでの対応は難しいです。

 レメディーの事と、人がどのように病気になり、治っていくのか、という事に詳しいホメオパスに相談されることをおすすめします。

 

ホメオパシーの目指すもの

ホメオパシーが目指すのは、周りの環境を変えることではなく、自分がそれを苦痛と感じない状態になることです。

また、自分の好き嫌いに従って行動出来るようになることです。自分の気持ちを抑え続けていると、身体が不調を起こします。

幼い子供は今を受け入れて、生きていますよね。例えるならば、あれに近い感じです。 

 

幅広い対応

その方の生命力をあげる療法ですので、妊婦さんや赤ちゃん、ご高齢の方へも大丈夫。

また、病院での治療との併用も出来ます。

 

例えば、手術や抗生物質による一時的な気力・体力の低下。その副作用を和らげる。回復を早める、などに、とても有効です。

もう繰り返したくないと思われる方には、おすすめします。

 

ターミナルケア(末期医療)に利用されることもあります。

生を全うしたいと考える方々が、ただの延命措置ではない選択としてホメオパシーを使われます。