塩パンというネーミングから考えた事

 

ビーノというお菓子がありますね。エンドウ豆のスナック。

 

あれ、昨日食べておいしいなーと思いました。

コクがあるなあ、と思ったのですね。

 

裏の成分表示を見てみると、やはり。

油が2番目に記載されています。

 

食品表示法では、原料はその重量の多いものから記載されることになっています。

つまり、油がたくさん使われているのですね。

 

 

 

 

人類は飢餓を経験した時期が長いので、カロリーの高いものを「おいしー!」と

脳が感じやすいのです。

なので油を使ったものは、おいしいと感じることが多い。

ビーノはエンドウ豆を使って、ちょっとヘルシーなイメージがあるけれども。

 

 

 

おせんべいなんかも、昔ながらのバリっと堅い醤油せんべいより、

油を吹き付けたサラダせんべいみたいなタイプが、今は好まれますね。

 

 

 

 

 

それで思い出しました。塩パンのことを。

 

「塩パン」人気ですね。

どんなものかと思って食べてみたら、バターの入ったロールパンじゃないですか!

あれは「バターロール」です。

 

 

 

でも、「塩パン」と名付けたから大人気になったんだろうな。

素朴な名前とコクのギャップ。

 

「塩パン」って聞いたら、素朴で滋味深いイメージが湧くけど、

実際塩だけで作られていたら、あんなに行列は出来ないはず。

 

 

「塩キャラメル」「塩おはぎ」「塩あめ」のような、ちょっと意外なおいしさが受けたのか。

はたまた、「塩パン」という素朴な名のもと、堂々とコクを味わえる喜びが受けたのか。

 

私は後者のような気がするのですが、あなたはどう思われますか?